2010.10.30 更新
平成22年 稲作日記
10月9日 稲刈り
10月9日いよいよ稲刈りがやってきました。
あいにくと小雨の降る中での稲刈りとなりました。テントを立てて、参加者はカッパを着ての稲刈り報告祭です。神様に収穫を感謝し、怪我なく無事稲刈りを終えられるよう神様に祈願します。
大人に倣って一緒に稲を刈ります。大人も慣れてないので、みんなおっかなびっくり鎌を扱ってます。
収穫した稲を持って、『はい、ポーズ!』
たくさん収穫出来たように見えますが、葉と実をより分けると、お米はちょっとです。
取れたお米は皆さんで持って帰ってもらって、残りは新嘗祭で神前に奉納します。
<おまけ>
植えてたジャガイモは、掘っても掘っても影も形もなく、綺麗になくなってました。収穫時期を完全に逃してしまった模様。
来年はまたサツマイモを植えます。
事故もなく無事稲刈りを終えました。お疲れ様でした。
9月6日
異常気象の暑さにめげず、米がたわわに実ってます。
稲は元気なんですが、あまりの暑さでお水がすぐ無くなってしまい、気づくとわずかな水たまりの中で、メダカが身をひそめています。朝夕でお水はあげてますが、何匹か肥料になってるかも。
<おまけ>
ジャガイモは何故か枯れてます。水はあげてるんですけど。
土の中がどうなってるか、掘るのに勇気がいります。
8月26日
穂が続々出てきてます。写真だとわかりにくいですが、白い花も咲いてます。
こちらはすでに実が出来て、穂先が垂れて来ています。 稲らしくなってきました。
水を入れた後、やっぱりボーフラがわいていたので、捕獲しておいたメダカを放流しました。でもこの暑さで水が干上がってしまうので、すでに全滅の予感。
<おまけ>
ジャガイモが枯れてきています。水はあげてるんですが、全体的にだらっとした感じ。「ジャガイモも熱中症じゃないですか?」って言われたけど、そんなわけないだろう。
8月15日
穂が出ました! 水抜きが遅れて心配してたんですが、これで一安心です。
2〜3日後にはこんなに沢山穂が出てました。
まずまずカレンダー通り。今年も何とか収穫出来そうです。
<おまけ>
ジャガイモはこんな感じになりました。
土の中は一体どうなっているのか、誰にも分かりません。
8月1日かかし作り
そろそろ穂ができてくるハズなので、かかし作りを行います。子ども達に参加してもらって作ります。上が見本。『へめへめくこし』と書いてあります。『へのへのもへじ』の女の子版だそうです。
かかしの頭は紙粘土で作ってニスを塗っておきました。油性ペンで自由に顔を描いてもらいます。なぜかアンパンマンの顔が。ぼろ布を切って服をつくり、割り箸につけてました。頭には帽子も付けます。
服に名前と願い事を書いてます。『お米がたくさんとれますように』
雰囲気を出すために、御神田の前にテントを建てて、その中でかかし作りを行ったんですが、やっぱり暑かった。来年は建物の中でやろうと心に刻む。
完成です!!
子ども達が作った案山子を、田んぼにさしてもらいました。
大きなかかしもつくりました。
かかしと一緒に集合写真。
水抜きから5日間たったので、水をいれました。分かりづらいですが、水が入ってます。かかしもいます。
去年の残りの肥料を一掴みづつ、各プランターにばらまきます。量とか時期は適当です。
水は入ってますが、メダカは入れてません。ボーフラがわいたらいれます。かかしまで作って、これでお米が出来なかったらどうしよう。
<おまけ>
ジャガイモにも肥料をばらまいておきました。暑さ続きで、ややぐったりしてます。
7月26日
水抜きです。土の中に空気を取り入れて、根をしっかり張らせる為の処置だそうです。炎天下の中で、メダカを捕獲した後、水抜きを行いました。本当は7月中旬が水抜きの時期なんですが、うっかりしてました。
稲全体がなんとなく枯れているように見えるのは、根に栄養が行ってるからだそうで、これから根が更にしっかり張って、穂が出来てくるはずです。
水抜きの時期がえらくずれてしまいましたが、大丈夫でしょうか?間に合ってるといいなぁ。
<おまけ>
じゃがいもには支柱を立てて支えてます。水は毎日あげてるんですが、やや枯れ気味です。根っこに栄養がいってるのか、暑さでヤラレているのか微妙な所。花が咲かないなぁ。
7月12日
株が相当太くなってきました。
細かった苗もしっかり太くなってきています。
緑が濃くなって茂っています。田植えしたばかりのひ弱な苗と比べてください。
<おまけ>
こっちも生い茂っています。これ支柱を立てないとまずいなぁ 。
6月25日
ずいぶん成長しました。高さは30センチを超えてます。
分げつも始まって株が太くなりました。
なかには、まだまだひ弱い株もありますが、ほとんどの株が太くしっかりとしてきています。
始めのころの弱々しい感じが嘘のように、濃い緑になって勢いがあります。梅雨のたっぷりとした水の恵みと、夏の日射しで元気です。
ちなみに写真には写りませんが、メダカも元気です。ちょっと数が減ってますが、元気に泳ぎ回っています。
<おまけ>
ジャガイモもずいぶん成長しました。サツマイモと違ってツルは伸びないんですね。
これの花が咲いて、その花が枯れた頃が収穫時だそうです。
6月15日
ひ弱だった苗が勢いづいて来ました。倒れていた苗もしっかり立ってます。
まだ傾いて水に浸かっている苗もありますが、状態は良くなっています。
大体20センチくらいになってるでしょうか。
メダカも元気です。
<おまけ>
ジャガイモの芽がでました。と思ったらあっという間に大きくなってます。芋類は強いですね。
6月8日
苗の高さは水面から15センチくらい。田植えの時とほとんど変わっていません。
倒れている苗がけっこうあるので、手で起こしたりしてますが、なんとなく元気がない感じがします。例年、こんなだったかな?
農家の人に聞いたら「もう少ししたら勢いがでて成長する」そうです。がんばっていただきたい。
<おまけ>
ジャガイモはまだ芽はでてませんね。ちゃんとでるのか大変不安。
5月30日田植え
農家から頂いた苗で田植えを行いました。
去年とはうってかわって快晴の中、田植え報告祭です。
晴れてよかった。
植える前に植え方の説明。みんな真剣に聞き入っています。木枠に張った紐の目印に合わせて苗を植えていきます。
初参加のお子様と一緒に大人も楽しんでくれたようです。
<おまけ>
田植えの後は、毎年の恒例となってしまっている野菜作り。今年はじゃがいもにチャレンジ。
芽が出てしまったじゃがいもを切って植えてみました。切り口には灰をまぶしてあります。秋にはたくさんのじゃがいもが収穫できる予定です。割と適当に植えてしまいましたが、無事に成長するでしょうか。
メダカも放流しました。この中の何匹かは肥料になってしまいますが、ボーフラ対策です。
まだまだ苗はヒョロヒョロですが、無事にお米がとれますように。
種籾育成
浅草神社産のお米を作るために、去年取れたお米を種籾にして、苗を育てることになりました。
お盆に脱脂綿を敷いて、そこに種籾をばらまきます。あとは脱脂綿を常にぬらした状態で保ちます。
2〜3日で芽が出てきました。
2週間ほどで相当芽が伸びましたが、実は最初から土で育てなければならなかったことが今頃判明。慌てて土のプランターに植え替えました。
実はこの時期に液体の肥料も散布するみたいですが、買ってませんでした。
田植え当日、植え替えた苗はほとんど育ってません。潔く諦めて、農家から頂いた苗で田植えを決行。
結局種籾は無駄になってしまいましたが、まぁこれもまた良い経験です。
それにしても最初に脱脂綿って言い出したのは誰だろう。・・・私だ。