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2009.05.30

平成21年三社祭川柳選考結果

平成21年三社祭川柳を募集したところ、多数の応募がありました。
沢山のご応募ありがとうございました。各賞の結果を発表いたします。

三社祭大賞/1点

30,000円と初代川柳メダル / 境内に掲示
三社様 みな江戸っ子に してくれる 原 光生

一之宮賞/1点

10,000円 / 境内に掲示
三社祭 恋も喧嘩も 伝授され 藤村つばき

二之宮賞/1点

10,000円 / 境内に掲示
観音の 普請に神輿 狭く揺れ 井原あさひ

三之宮賞/1点

10,000円 / 境内に掲示
女房と 三日縁切る 三社祭 小林ケサ雄

 

秀逸賞/10点

オリジナル記念品/境内に掲示

川柳 ペンネーム
三社祭 プラス思考の 顔ばかり 小倉利江
写メールの 画面はみだす 大神輿 土生りんご飴
犬猫も 留守居を渋る 三社祭 佐々木中年やまめ
江戸っ子を 気取り神輿の ハナを持ち 出田水海月
便利だな GPSで 知る神輿 川名好之
給付金 楽しく使う 三社祭 池田クジラ
三社祭 古老の口は 主戦力 本間順一
江戸みこし 花棒とって 五月晴れ おはやし小僧
ASAKUSAが 浅草になる 三社様 松橋帆波
宮入りも 済んで六区の 客となり 山本桂馬

 

佳作/100点前後

境内に掲示

川柳 ペンネーム
大江戸は三社の網で顔を出し 松川 涙紅
ああ五月三社祭と川柳だ 下津輝ハ洲
蚕豆が出ると三社を思い出す 草ケ谷茂男
遺伝子がさわぐ五月だ三社祭 今岡 緋沙
ジム通い三社祭がもう近い 門脇浜ぶどう
三社祭めざしメタボと格闘す 江連 T子
いよいよかぁ またぎ提灯仰ぎ見る 伊藤 浩孝
スーパーの野菜値上がる三社まえ 浅草かあさん
五輪呼ぶ思いも担ぐ三社祭 宇野俄か雨
江戸っ子の友を羨む三社祭 永冨のこのこ
まちきれずチャリでうろつく前夜祭 高橋 弘樹
あちこちと三社囃子のコンテスト 新井徳太郎
給付金三社のために使い切り 安藤桃えん
大提灯今日は脇役三社祭 生沼 泰子
浅草の初夏を彩る三社祭 小田木タモツ
宵宮を腹の子が聴く果報者 加藤 晶子
お神輿に肩届く日を待つ親子 朝顔
三社祭近く血圧高くなり 小出 貫凡
桜葉も若葉となって三社さま 山下 修身
路地裏に薫風運ぶびんざさら 笠 井  風
不況でも三社祭に血が騒ぐ 佐藤 彦一
二年ぶりみんな待ってる宮の渡御 紫村 靖子
三社祭モダン歴史のハーモニー 松谷柚子坊
焼け残る公孫樹も囃すお宮入り 上田 野出
浅草に嫁ぎ祭りの鬼になり 中原 政人
初孫を引いて三社の神輿庫 バックトゥーザひうちや
鳳凰も雄々しく揺れて宮に入る 武藤 青風
宮入の熱気不況を吹き飛ばす 宮内みの里
篤姫もきっと見ていた三社祭 今井赤とんぼ
献血の 血の気抑えて三社祭 友 久  健
三社へと人波動く街動く 刈野 夕雨
遠く居てネットで探す三社祭 小川 三舟
剣客を読んで浅草観て歩き 小山しげ幸
つまらない女を捨てる三社祭 袴田 貴湖
亡き父は墓にいないで三社様 松岡 満三
姉妹があの日の帰る三社祭 吉原万里子
三社祭縁の下には女衆 伊藤祭り好きおばさん
三社祭老いも若きも江戸に咲く 根岸世界の波平
孫連れた元彼と逢う宵の宮 斎藤 克美
子育ても終わり三社の華となる 中 澤  巌
エノケンを知らぬ息子と三社祭 宮坂松風太
新たなる気概求めて三社祭 井内 雅仁
忘れてた日本に帰る三社祭 岡本鯖ンナ
江戸っ子になれる気がする三社祭 古曽部伽瑠羅
恍惚に枝豆ゆでる三社の日 糸乃こまり
三社祭妻に見せたい晴れ姿 上野 楽生
宮出しがあって三社の三社たり 斎藤 弘美
宮出しへ会社も妻も恐くない 小川 豚児
そんな時三社の神輿見て癒す 木 村 功
三社から夏をはじめる豆絞り 鶴岡御八つ
錦絵を抜け出て三社神輿ゆく 加 賀 詩
江戸か好き浅草が好き祭り好き 竹重 満風
神様も 喜び勇む 江戸日和 久保どらえもん
かけ声が天にとどろく三社の日 小犬丸たま
三社祭ロングヘアーを引っ詰めて 木村 桜子
魂を底から担ぐ神輿声 木 村 徹
はな棒を取り合う氏子江戸の顔 秋広まさ道
生き様をかついで見せる三社祭 菊地 和夫
仕事では見せぬ祭の顔になる 北村 純一
祭り好きへそのあたりのあるコンポ 成島 静枝
生きがいに格差をつけぬ三社様 瀬戸ピリカ
もう神輿かつげぬ年の血も騒ぎ 南  英 人
婚活で神輿の「いなせ」品定め 岡部ムク坊
スカイツリー鳥の目になり三社祭 原田大ちゃん
ケータイの画像に届く三社祭 荒井 蝶胡
アラフォーも元気に担ぐ三社祭 山本山柳庵
お神輿と一緒に巡る江戸名所 酒井 具視
「きぼう」にも見せたい熱気三社祭 伊藤のぼる
続々と神輿連なる担ぎ声 印南 房吉
伝統の重みに軋む神輿渡御 加川 喜泉
オフを取り神輿かついでオンになる 須賀 道夫
夏祭り今しか会えぬ君にあう 中野 ユウ
三日間どの道行くも渡御神輿 本田 紫円
渡御筋を地鳴りして来る荒神輿 増田 幸一
江戸っ子の熱気が空を押し上げる 佐藤美弥子
御神輿の屋根に槐の枝の影 棟方棟千坊
イヤリング外し神輿に肩を入れ 山 口  幸
三社祭父親力を見せている 吉川井口堂のロバ
夢で揺れ神輿で揺れる三社祭 小田中準一
じゃじゃ馬が暴れ神輿に恋をする 小林 香月
仕事より張り切る部下を見る三社 松永さごじょう
三社祭きっとあの娘も見に来てる 大和田モモ
お神輿のあとさき歩む万歩計 渡辺好きナベ
川柳で三社を担ぐおじいちゃん 島田長屋熊八
江戸っ子の娘が映える三社祭 富田 圭一
三社祭Yes We Can江戸っ子でぃ 福島山月堂
連合を抜けて一息屋台酒 澤邉 櫻木
三社祭他人身内の区別なし 山本 石雄
三社祭帰りにもんじゃ食べて行こ 原田大ちゃん
三ツ星の粋を求めて三社祭 今井なほぱぱ
飽きるほど見たのに飽きぬ三社祭 山田 茂夫
寅さんにふと逢えそうな三社様 渡辺先の祭
あなたよりあなたを知った三社祭 後 藤  順
三日だけ不景気忘れ三社祭 中村 公紀
三社祭家族のひびを修復す 春山 丁男
ストレスも三社ソイヤで揉み直し 松田まさる
ツバメの子三社祭を見て巣立つ 御国屋康路
一度来てまた来てみたい三社祭 菊地 ミネ
三社祭終わり三歳老け戻り 野村八十日目
三社祭未来へバトンつなぎゆく 古賀カラリ

 

特別賞/ジュニア部門

オリジナル記念品 / 境内に掲示

川柳 ペンネーム
三社祭江戸っ子達のど真ん中 郡司グングン
江戸文化粋でいなせな三社から 高橋都弥美
ふえの音きっとジジちゃん浅草だ 高橋 みゆ
三社祭夏が来たこと教えるよ 矢野 真尋
五月風祭りとともに吹いてくる 村越 琴美
ハッピ着て友と追ったよ大神輿 開原 安理
なつかしく思える江戸の三社祭 金田エビちゃん
浴衣着てみんなで行こう三社祭 石川 晴香
三社祭やれば気分は江戸時代 佐藤黒板消し
今日だけは父と一緒に三社祭 高橋スーパーマン
三社祭心に残る笛たいこ 田中ジョニー
輝きと江戸よみがえる三社祭 古澤ちひろ

 

ご応募ありがとうございました。またのご応募お待ちしております。

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